借り/もらい本

Roy Bttey の死に様から山岡鉄舟が思い起こされたので借りている。 おれの師匠―山岡鉄舟先生正伝作者: 小倉鉄樹出版社/メーカー: 島津書房発売日: 2001/05メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る

図書館に予約していたのを忘れていた。 {(印刷+編集+書誌学)*現象学}・・・みたいな大陸的内容ではなかろうかと予想したのだけど、ざっくり分ければ英米系寄りであり、ラムダ計算の初歩にまで触れられているので思いのほか楽しい一冊でした。週刊新潮の中…

昨晩バレエ研究所の前を通りかかると、何やら書籍が落ちているのが認められ、函面のイラスト、組み具合から屹度いい本に違いあるまいと近づくと、以下が拾われるのを待ちわびていた。捨本漁りの背取りか産廃業者の手からこぼれおちて一日中放置されていたと…

いま借りている。 私は情けないことに、てにをはや語法の正しさについては一度文章から離れて自己校閲しないと駄目なタイプなのに “もういいやこれで” モードでいることが普通になってしまった。堕落である。ゆるしてください。でも誤りに気づいた箇所はでき…

ヤコヴ・M.ラブキン、「トーラーの名において――シオニズムに対するユダヤ教の抵抗の歴史」、菅野賢治訳、平凡社 昨年中に殆ど読んでいて、一月のはじめに残りを読んだ。伝統主義ユダヤ教徒によるシオニズム(イスラエル)批判の書。非常に勉強になった。特…

アンヌ・ヴィアゼムスキー、『少女』、國分俊宏 訳、白水社 フィルムのなかでは陰惨な人生へと堕ちていく主人公だが、その撮影期のひと夏は、主演女優=アンヌ・ヴィアゼムスキーにとって人生最初の耀きと多幸感に満ち溢れるかけがえのない日々の連続だった…

Natsume Soseki, The Three-Cornered World, tr.AlanTurney ,Tuttle:Tokyo(1990)『草枕』の英訳です。今まで思いつかなかったんですが、G.グールドに倣って音読してみようと思います。 あらためて検索してみると、近所の図書館には(それほど多くはないです…

今年の“情動を動かされた感じた度合いが高いもの”の音楽部門のトップは(なんじゃそりゃ?知るかっ!てなもんですが)、森田童子ということになりそうだ。何がきっかけでそうなったのか全く思い出せないが、この一年間ずっと「森田は不易である」と言いたい気…

図書館の“どうぞご自由に”棚上に『BURRN!』誌が十数冊並んでいた。P.ギルバートがマルコム・ヤングにインタヴューしている2001年5月号(ヴァイとシーンの表紙)をいただく。ひさしぶりにHM/HRモードである。 UFO - Too Hot To Handle いま聴いたら、中学校三…

Eric Hoffer Truth Imagined, Hopewell Publications LLC,(2005)平均的な公立高校のサブテキスト、あるいは、夏休みの課題書として最適ではなかろうか。俺が教師なら間違いなく採用する。翻訳は刊行された当初にサラッと読了したが、いまあらためて原著にあ…

先日ある書類の記入欄に、見事なガリ版(謄写版)書体による書き込みがあるのを見つけた。黒ボールペンを使用したものだが、鉄筆のように刻まれて、ためいきがでるくらい均整のとれた、印刷ではないかと疑うに見紛うほど見事な達筆だった。記入者はおそらく年…

郵便本がマンガになっていたのを見つけた!

製作:Post Office(ポスト オフィス), 『存在論的、郵便的――ジャック・デリダについて マンガ版』これもひとつの批評的実践というべきものなのか、それとも特になにかあるわけではない単なる(業界的)バイ・プロダクトというべきものなのか、いずれにせよ入門…

図書館からいただいた本(寄贈本) 『太陽の川』、吉増剛造、小澤書店 『ひたくれなゐ』、斎藤史、不識書院

徳間ではなく早川だから大丈夫かなと思ったので、 ジョージ・フリードマン『 100年予測―世界最強のインテリジェンス企業が示す未来覇権地図 』(早川書房) なるものを読んでみた。訳者あとがきによると著者はハンガリー系アメリカ人であり両親はホロコースト…

ニキ・リンコ『スルーできない脳―自閉は情報の便秘です』(生活書院)てっきり読んだつもりになっていた一冊。馥郁たるアスディ(アスピィ)・フレイヴァーに満ち溢れた自己モニタリング報告の書。詳細な註が素晴らしい。読みすすめるのは大変かと思われるが、(…

江畑謙介氏の二冊を借りる。『軍事とロジスティクス』(日経BP社) 『情報と戦争』(叢書コムニス02/NTT出版)オレは子供の頃から時折変な飛行物体を目撃することがある。十二年前に遭遇したのは夜空を旋回するブーメラン型の何かであり、一度目は信濃町上空、…

綾屋紗月さん、J.L.B.

ASの著作者のなかでも、綾屋紗月さんの場合は、実存的側面での苦悩のウエイトがちょっと大きめなのではないかと(前著を拝読して)感じていたので、『前略、離婚を決めました』をみつけたときは、(失礼ながら)“やっぱりそうなのか”と勝手に納得したのだけ…

『Mind パフォーマンス Hacks』

Ron Hale-Evans、『Mind パフォーマンス Hacks ―脳と心のユーザーマニュアル』、夏目大(訳)、オライリー・ジャパン記憶について、以前これを読んで、日本語が同音多義を多く持つこと、五と七の音数によってリズムをとる習慣がついていること、かつ五と七の…

Manga

図書館で面陳してあった以下を借りた。 Paul Gravett, Manga: Sixty Years of Japanese Comics,Laurence King (2004)著者はイギリス人。本のなかで写真入りで紹介されているコミックや雑誌は彼のコレクションからひっぱってきたものだとか。およそ2K冊を一度…

『コペルニクス的宇宙の生成』

図書館の特集棚に面出ししてあった、ハンス・ブルーメンベルク、コペルニクス的宇宙の生成(1)(2)、後藤 嘉也/座小田 豊/小熊 正久 訳、法政大学出版局 をパラパラ捲って衝動借り。といっても多分、訳者のあとがきと梗概だけを読んで卒読せず返却することに…