2012-04-01から1ヶ月間の記事一覧
マイクロソフト社による誤変換をデリートすることがとても業腹な気持ちなので日妖美のままにしておく昭和天皇生誕記念日。
じつは扇風機を回している黄金週間最初の日妖美。
東急東横線の或る形式の車輛は時折ガメラのやうな唸り声を上げることがありそれを耳にすることを乃公はとても好むのであるがその車輛の番号およびガメラ様の唸り声をあげる通過地点(おそらく代官山を過ぎてからのカーヴ)をもしっかりチェックしメモすべきで…
おやすみなさい ローズの響きが貴方を素敵な夢へと導きますように
そこに風景があったか否かなどまるで記憶にない。人間は生きていること自体が悪なのであるからして私は自ら死ぬべきであることにハタと気づき、その絶望的な真理を前にしてヨロヨロとうずくまりそうになった瞬間、「いや、だからこそ誰もが死を免れ得ないの…
さいきん何度か艸を誘って街歩きをした。 Nさん、艸と徒る場合、歩行距離は10km以上となるが、昨日は艸と三ノ輪から芝までトータル21kmほどになったようだ。五里である。たまたま、新参のタワーと東京タワーをまじかに見ることになった結果、東京タワーの圧…
図書館で三島由紀夫全集41巻(CD)を借りて彼の日本外国特派員協会でのスピーチ「私はいかにして日本の作家になったか」を聴いた。 “and”の多用が特徴的だけど、やっぱり堂々しているなーと感じた。
忘れてました。『流れる』での存在感がひときわ印象的だった栗島すみ子さんに、元祖・萌えの伊藤つかささんがインタヴューしていたのです。和服 vs.セーラー服です。
じっさい何なのかは分からないけど、色といい風味といい藻類というしかないように思えたのです……。サカナくんなら即答だろう。
スーパーの小さな真鰯がキラキラと綺麗だったのでそのままレジへ持って行く。八匹で約百八十円、神奈川産。 家でさっそく焼いて食す。近年稀にみる旨さ。 内臓の藻類がほんのり甘い風味を効かせている。ホネも頭も丸ごといただいた。明日も買おうかな。
The Burial of the Dead って、ホールデンが Voigt-Kampff かます際に朗読してもさまになるんじゃなかろうか(と思うこともあるのだが)。
今年の夏こそ、中川信夫の怖い作品、三隅研次の眠狂四郎なんかを名画座で観たいものだ。
春になるとこんな時間になっても部屋の窓を開け放しにしているので、百米先の踏み切りの警鐘や家周辺の人語の響きがとっても近くなる。 とはいえ「一年ぶりに懐かしい春がやって来た」と表現するのはやっぱりヘンだ。
隣人のピアニストが練習している曲がなんなのかすべて分からない。己の教養のなさに泣けてくる。 25年くらい前は子供の生徒さん相手のドラえもんのテーマが流れてくることもあったというのに。
読み返すたび滂沱滂沱と落涙するのは、三橋一夫の掌篇小説「秋風」です。 週末は久しぶりに三橋一夫を読み返そうかな……。勇士カリガッチ博士 (探偵クラブ)作者: 三橋一夫出版社/メーカー: 国書刊行会発売日: 1992/06/01メディア: 単行本 クリック: 1回この商…
コメットさん聴いてたら涙が流れそうになった。 「歳とると本当に通俗的なことで涙が流れそうになる」とかつてNさんは誰かの言葉を引用されて仰った。
TV番組は地デジになってからは一週間に30分くらい携帯ワンセグで観る程度となってしまった。いま何が流行っているんだろう? 昨日はなんかのCMのBGMが「幸福を売る男」だったので Wikipediaで芦野宏を閲覧すると今年の2月に逝去されていた。 彼は『コメット…
先週末は何ゆえか子供の頃釣りに行った多摩川の水面がフラッシュバックしていた。陽光を反射して眩しい水面にウキがぷかぷと水紋を重ねている映像。 なんでだろう。
懐旧テストかー。
死ぬまでに一度、女子供や年寄りが集う広場でこれを演奏したい。爺さんになったらバンドを組もうか。でも死ぬまでに一度なんていってっと結局一度もできずジマイなんじゃないのか!? と自問自答。そもそも女子供や年寄りが集う広場なんてもんが、すくなくとも…
後続世代が嫌いだなんてことじゃないですよ。 特定の世代に偏っているのが、なんとなく気持ち悪いだけです。 同世代の人間ばかりの会社で働いても気持ち悪く感ずるに違いありません。
J君は再びアメリカで働いているみたいだ。 死ぬまでにもう一度会うことがあるだろうか。 「人の交りにも季節あり」だな。
おいらの鞄のなかにコリン・ウイルソン『アウトサイダー』の文庫があるのを見てJ君は俺との心理的距離を縮めたんだよな。 それまでは何となくおいらのことを警戒していたような顔つきだったのに、ぱっと表情が明るくなった瞬間を記憶している。'88年春の夜だ…
昨年地震後の買占め現象などを巡ってあーだこーだ雑談した豚カツ屋さんが閉店していると聞いて食べログを閲すると、あの個性的な御店主さんは逝去されたみたいだ……。合掌。
なんとなくカミュ『異邦人』のムルソーを思い出している。 新潮文庫で大学1年生のときに読んだはずだ。 高校時代は音楽雑誌等を除けば新聞くらいしか読んでいなかった。 まったく残念なことだ。
いま通勤先の最寄駅では、自動改札機でもたもたする人に対する視線が厳しく、なかには、とっととあきらめるよう露骨な仕草をする人もいる。乗降客のほとんどが30代の新しい街。おれは年寄りの部類。 一方、自動改札機でもたもたする人に対して東横線渋谷駅の…
なにがなんでも急行に乗ろうとする勤め人や学生さんが沢山いてくださるおかげで、おれは、後続の可也空いている各駅電車で本が読める。