Manga

図書館で面陳してあった以下を借りた。
Paul Gravett, Manga: Sixty Years of Japanese Comics,Laurence King (2004)

著者はイギリス人。本のなかで写真入りで紹介されているコミックや雑誌は彼のコレクションからひっぱってきたものだとか。およそ2K冊を一度も来日せずに集めたらしい。貸し本まである。ケンブリッジ大卒のマンガヲタということだね。

しかしまあ、丸尾末広や、花輪和一の『刑務所の中』までも紹介されているではないか! その一方で、藤子不二雄の扱いが小さすぎる気がする(『ドラえもん』のみ、かも)。長谷川町子についても同様。そこに著者の嗜好があらわれているのかもしれない。ともかく図版が一杯で嬉しいなぁ、ぼちぼち読み進めてみよう。

目次その他のブラウズは、google book searchでどうぞ。

(著者のインタヴューがあった)

Manga: 60 Years of Japanese Comics

Manga: 60 Years of Japanese Comics