2011-01-01から1年間の記事一覧

母親によると俺は赤ん坊のころからテレビが好きで、本を読む前から言葉のほとんどをテレビ番組で覚えていたそうなのだが、そんな俺がいつの日か、「この、キーボードのない四角いモニターに映っている動画は一体何なのですか?」と、中島敦「名人伝」ばりの科…

テレビがゲシュタルト崩壊中。テ・レビ。

もしかすると漠然とテレビ東京を愛していたのかもしれない。

地デジ化以降テレビを殆ど観なくなって気付いたことのひとつは、俺は大江麻理子と同じくらい大橋未歩がお気に入りの女子アナだったということだ。

地デジ化以降テレビを殆ど観なくなって変化したことは、芸能人やスポーツ選手の個人的な出来事についての報道一般が非常に奇異に感ぜられるようになったことだ。 それから諸兄姉の Twitter に突如共通の話柄が扱われることに対して一体何故なのか理由が分か…

古くからある共同体の絆を憧憬するひとが散見されるけど、話半分で聞いて置いた方が吉だろうことが伯母たちの苦労話からうかがえる。

母から伯母たちの苦労話を聞かされる。 長姉は、親の借金を返すため紡績工場に奉公に出されたのだが、山梨から中部地方のとある町まで徒歩で赴いたらしい。途中、農家の馬小屋で一泊したんだそうだ。 その下の姉は中学校を中退させられ、紡績工場やら旅館や…

司馬遼太郎描く維新の立役者・明治初期の大立者を賞賛することにケチをつける気持ちは毛頭ないのだけど、今次の如き長期的閉塞状況に於いては、明治維新後に旧賊軍として辛酸を舐めながら新しい日本を支えた人々に照明を与えてみては如何かと思う。 おれが放…

いや、蝕の月が統べているって感じじゃないな。 オライオンが雄雄しくかかげる首級みたいだ。

玄関先に出るとお向かいのご夫婦も2階から月食を観察していた。 いまは、おれの部屋の窓からでもちょっと無理して首をだすと確認でき、赤銅色のそれが恰も参星を統べているかのように幻影される。

つくづく自分が盆暗であることを自覚したのは、梅雨晴れ間が好きなことをずーっと意識していなかったことに気付いたときです。3年くらい前のことです。 一日中梅雨晴れのまま夕刻を迎えたときの清清しさを来年も味わえることを楽しみにしてをる次第でありま…

その場で書いてると必ず誤記があるなー。

同じことを述べる

数年前にも記しましたが、2000年の9月なかばの2日間は俺が大好きな岩石崩壊系の遠雷が新宿〜目黒周辺でひねもす響いていました。ところがあの響きをこの3年間まったく耳してません。 考えてみると好みの天候というやつは年に一度必ず出会うわけじゃないし、…

皆既月食:10日夜、全国で観測可能 満月が地球の影に 11年前の7月に皆既月食が1時間以上継続したことを懐かしむ方も多いかと存じます。今宵も星天でお月さんが煌々としてますがちょっと寒いです。

抗議するほどではないにせよ、耳障りな雑音が近隣で発生することが多くなった。 ノイズミュージックを聴いたりするくせにおかしな話かと思われるかもしれませんが、耐えられない種類の騒音って耐えるのがたいへんな種類の騒音ということになります。 消音ス…

フリーでダウンロード可って嬉しいものです。

意味なし

甲:「ファイトウ!」 乙:「プランクトン!」

本当に久々に聴いた。 メタリカでは結局これが一番かな。

『谷内六郎展覧会 夢』(新潮文庫・昭和57年) 横尾忠則さんによる解説(p212)にうなずいている。 自然を愛していた谷内さんはまたどこかで自然の恐ろしさを知っていたのだ。谷内さんの作品にはしばしば自然の恐怖が描かれている。谷内さんの潜在的な文明批判は…

わたしが四歳のとき、父が谷内六郎さんからの御恵贈にあずかった 『幼なごころの歌―谷内六郎画集』(新潮社・1969年)を捲っています。 いつ開いても、清冽で寂しい空のあおさに魅了されてしまいます。 谷内六郎さんも亡父も重度の喘息持ちでした。 わたしは幸…

買ってきたチョコレートがなくなりそうだ。

トーマス・マンの言葉だということを完全に忘れてました。 Wer am meisten liebt, ist der Unterlegene und muß leiden. (He who loves the most is the inferior and must suffer.) - Thomas Mann, Tonio Kröger Google 翻訳だと以下になりました。“the und…

所詮はアニソン感覚なんです。 アニソンはエンディング・テーマに秀逸な曲が多いような気がします。

そんで、ソ連兵に殺された満州の日本人たちのことに思いがおよんじゃって、わざとらしく 海ゆかば を歌ったり……。 あちらは海でも山でもなさそうなんですけどね。

ついうっかり 旗を高く揚げよ/ホルスト・ヴェッセルの歌 をハミングしちゃうことがまれにあって、そんなときは、Hatikvah 、 Гимн Советского Союза を鼻歌して帳消しにしようとする自分がいて、そのたびに「まったく疲れる性格だ」と呟いたりしますね。

大切な作品を忘れていた! これはオープニングも含めて。 エンディングは坂本新兵ちゃんが歌っていたんですね。

なんか読み返したら途轍もなく読みづらたっかたので、ちょっと書き直しました。まだ読みづらいかもしれません。なんかダメダメ状態です。 あと、決して、「少年であったおれは感性が豊かだったので時代について行けた」などとつまらぬ優越を示したかった訳じ…

自分で記しておいて「テクノポップがずっと続くなんて考えられない」と「テクニクスの縦型ターンテーブル」との関連を今ごろになって気づいた。 昭和54年・55年は、YMOの人気が(おそらく)FUJIカセットのCMがきっかけとなって日ごろ歌謡曲オンリーのリスナー…

洗脳されそうです。

冨墓林

きょうは TOMMY BOLIN の祥月命日みたいです。