2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ひさしぶりに図書館の放出棚から、『世界文学全集 -20世紀の文学27』 サミュエル・ベケット「モロイ」、三輪秀彦 訳 サミュエル・ベケット「追放された者」、三輪秀彦 訳 サミュエル・ベケット「鎮静剤」、清水徹 訳 サミュエル・ベケット「終焉」 、三輪秀…

ものぐさYoutube+CD

昨日書き忘れていた。『嵐が丘』を読んでなるほどと感じたのは、Kate Bush「Wuthering Hights」が小説のイメージとえらくマッチしていることであった。特にストリングスとかぶってエンディングを導くギターソロが、テキストでの結末のイメージそのままではな…

鴻巣友季子訳『嵐が丘』(新潮文庫)

『考える人』という雑誌で「特集 海外の長篇小説ベスト100」という企画があり、E.ブロンテ「嵐が丘」が上位であるのを見て、そういえば読んでいなかったなぁと思い、図書館で借りようと思ったが先客がおり、暫く待った後の借り本で読了。その文庫本は随分と…

岡倉天心『茶の本』

岡倉天心の『茶の本』は良い英文なので是非読むといいと、以前誰かにすすめられた記憶があるようなないようなで、ともかく読了。英文だけを読むつもりであったが、頭でっかちな倒置が多くて読みづらく、存分に桶谷秀昭先生の訳文を参照した(泣)一読してこ…

世田谷美術館「冒険王・横尾忠則」

懐かしい人と一緒に世田谷美術館の「冒険王・横尾忠則」展に行って来た。 彼女は横尾忠則をまったく知らなかったので、この企画の展示作品にはあまりピンとこないのではないかと少々心配だったが、かなり愉しんでくれたみたいだった。横尾ファンの俺として興…

「羅和辞典で安値のものがあったら知らせて欲しい」という友人のリクエストにかないそうなものを見つけたのでお知らせした(研究社のやつが4,500円)。 その際、ホッブスで有名な“Bellum Omnium Contra Omnes”の“Omnium”がなんだったか記憶があやふやなこと…