タイトルを一瞥して、いつものように Wikipedia の当該項目を閲覧しながらPCのモニターを眺めていたのだが、「これっておれの記憶ではすくなくとも'85年以降の印象なんだけど '70年代の終わりだったけか!? すでに凄いクオリティじゃないか!! しっかしおれ、そろそろアルツが始まってンのかもしれん…」とorz な気持に引き込まれそうになったので、いま一度観なおしてみたら、エースをねらえ! 2』('88年)エースをねらえ! Final Stage』('89年)のEDだったことが分かってホッとした。

とはいえ当時のおれは、すくなくとも 『エースをねらえ! 2』('88年)を観ていたらしいのだ。なにせ唄を覚えているのだ。このようなアニメ作品をすすんで鑑賞する大学生とは、己のセルフイメージと大きな隔たりがあるのだが、事実唄を覚えているし、「水曜/金曜ロードショー」(日本テレビ)のOPのような、“体育系クラブ活動の青春”の終焉を仄めかす、寂寥感あふれるメロウなムードも覚えているのだ。記憶が改変されてしまっているのだろうか……。多分そうだ。

いずれにせよ、上掲EDと比べると最初のシリーズなどホントウに紙芝居レベルに思えてくる。加うるに殆ど無意味な比較ではあるが、いまここに時事を記録する体で腐すれば、原発漢・斑目某氏の四コママンガなど、なめくじの粘液の残滓というべき護美であろう。