おれだけかもしれないが、最近、間接話法のなかで敬語の格下げを行わないひとが増えている気がする。とくに「さん」付け。どちらでもいいっちゃあいいんだけどね・・・。
まあそれとはちょっとずれるけども、いまでもときたま思い出す珍妙なやりとりがって、もう何年前かも忘れてしもうたが、ASDL、いなもとい、ADSLが一般でもひろく利用可能となったとき、当時勤めていた会社でも是非申し込んでみようということとなり、ニュース番組でも取り上げられた新興IT会社に設置を頼んだんだのだが、さっそく来社してあれこれいじくってくれていた派遣技術者野郎が「どうなってんだかちょっと分かんないwww」などと、いまでいうとサンドウィッチマン富澤たけしみたいなことヌカしたまま数日間連絡をよこさなかったので、仕方なくこちらから電話で確認してみると、窓口係の若造が「御社のビルが古すぎて対応不可ということになっておりますが何か?」などとしれっとしたことを仰るので、「ビルの古さは関係ないのではないですか? ともかく対応できるお方を派遣してください」と請求すると、「ハーア? モデムとか置いてありますよね? 設置派遣のサービスは一度きりということになってますんで、何卒御社のほうで対処してください」などと、質感としては HGP創英角ポップ体26ポイント的なムカツク返答をよこされたので、「そんな戯言は文書に記されてませんよ? ここでガタガタ言っても時間がもったいないので、つべこべいわずに来ていただけないでしょうか?」と慇懃にお願いすると、「ほう、なんですか、おたくじゃどうしても対処できないから○○通信さんにやって欲しいと、こういうわけですか?」と、あまりにも想定外なお言葉を頂戴した次第なので、これまで一度もクレームなどで憤怒したことがなかったお客様のおれ様も怒り心頭に発し、「『○○通信さん』って絶対敬語のノリで通す会社なのか、偉大なる○○通信さんは?」と軽いジャブを入れさせていただくと、「あっ、いえ、あの、あの、『さん』づけじゃないですけど、ですから、あの、その・・・」などと、はやくもダウンの態を御さらしになられたので、「では、お・ま・ちしております」とちょっと凄みを入れて電話を切った次第なのであったが、まあ、いまだったら、「あなたでは埒が明かないからSV以上の人間にかわってください」で終わりなんだけどもね・・・。当時はおれも精神的に全く余裕なかったんだよ。いまもないんだけどね。。。まあ、ゆるせよあのときの若造さん! すべて○○通信さんのせいなんだよ!! つーか元お相撲さんの舞の海さん論法によると、どうやら日本国憲法の前文のせいだったみたいなんだよ!!! もはやさんざんなんだよライジングサンは!!!!