高田文夫さんには何年か前に田村書店の前あたりで遭遇したことがあった。
そのときの高田さん、ちょっと嬉しそうな表情だったのが印象に残っている。立ち読みしているものらにチラチラ目を遣りながら「あーいるワいるワ本の虫たちが相も変わらず^^」みたいな感じで。
それからしばらくしたら週刊誌のコラムで、幾日か某出版社に通って、打ち合わせをかねて執筆活動していた旨を記しているのを読んだんだった。
おそらく俺はその機会にすれちがったのだろうと思われる。