PC起動中読書

暑い期間完全に放擲していたので、『古今名力士百傑』(※ほとんどが星取表)がなかなか進捗しない。 ふたたび劈頭の谷風梶之介から追っていこうかしら。

結局つぎのPC起動中読書本は、高永武敏『古今名力士百傑』(恒文社) に決めました。半分は星取表なのですが……。これも図書館の除籍リサイクル本コーナーでいただいた本です。ありがとうございます。

つぎの一冊が思い当たらない。 何を選ぼうか……。 句集 歌集 詩集 くさい臭いを放つもの よく考えないと理解できないもの とおくから漫画のように見えるもの 飼いならされていない犬を皇帝に属するものだとして放し飼いにするような駱駝が読みそうなもの 日記…

ここで引用したくなる沢山の逸話に出会った。 そのひとつは、露伴翁は鮒の刺身を食することがあったということ。 多摩川や釣堀の泥鮒しか知らぬおれからすると「汚穢っ」てな感じではある。蝸牛庵訪問記 (講談社文芸文庫―現代日本のエッセイ)作者: 小林勇出…

気づけば何度も読んでいる

『孤独のグルメ』の主人公=井之頭五郎とは、考古学者の夢を断念し、SASがらみの危険な仕事も廃業して、お気楽・安逸な人生を選択してしまった『MASTERキートン』の主人公=平賀・キートン・太一のことではないのか? そう仮定すれば、井之頭の鍛え抜かれた肉…

『アメリカのユダヤ人』

土井敏邦『アメリカのユダヤ人』(岩波新書)ネルソン・マンデラ氏がイスラエルのパレスチナ人政策に異を唱え、協力者(ユダヤ人)の敵はかならずしも敵ならずという姿勢でアラファト&カダフィという別陣営の協力者への支持を表明し、ユダヤ系アメリカ人が大…

佐々木邦『苦心の学友』(少年倶楽部文庫)

気づいたらニ冊所持していた。PCを起動させる度に細切れに読み継いだ。旧藩主子息の御学友に選ばれた元忠臣一家の正三君が、お坊ちゃん照彦さまの我儘、甘えた態度に苦心しながらも共に成長していくという御話。昭和二年から四年にかけての連載なので、も…