『置換』

今日なお日本を美しい国だと言うのは、けしからぬ嘘でしかない。日本は実はずっと前から、破壊され、したい放題荒らされ、醜くされた国、卑劣な事業の犠牲になった国であって、実際のところ、無傷のままの一角を見出すことすらいまやきわめて困難なのだ。