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13年前に外国で事故死してしまった高校時代の友達がたびたび夢に出てくる。
何年か前まではお彼岸に登場するのが常だったが、いまはもう「たびたび」になってきている。
彼は会社員であるがなぜか容姿は大学時代か、あるいは、高校時代に戻っている。
内容は覚えていない。
以前のように夢の中で彼が死んだことを思いだすこともない。
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大学時代に参加していたサークルのOB・OG会には一度だけ出席したことがあった。
司会者に促されて現役生たちがぞろぞろと前に出てきたとき、3コ上のOGが「きゃ~子供ぉ~」と、ちょっと大袈裟なリアクションをかましていたが、実際俺もそう思うのと同時に、いつのまにかおじさんになってしまったことが深~く自覚されてゆくのだった。
まだ20代だったのだが、思えばあれが己の人生で加齢というものをしみじみと味わうことになった最初であったのだと思う。
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またも国分寺の七七舎に立ち寄った。
店頭棚から三冊購入。
二号店では一冊どうしようか迷ったが見送った。
スタバは殆ど満席状態なのであきらめる。
もう3年は利用していないんじゃないかな。
印象としては都内どの店舗も満席状態……いつ行っても……。
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熱帯夜ではないがもうちょっとでそうなりそうな程度の暑い夜ではある……
きょうは本年初めての、つまりは令和初の扇風機デーとなった。
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昨年のことだが近所の図書館の閲覧室で折りたたんであったメモ用紙を開きながら呻吟しているかの如き表情をあらわにしていたおじさんがいて、服装は長袖にねずみ色のスラックス、そして、ジョギングシューズという地味ないでたちのおひとだったのだけど、机上には英語の聖書ギリシャ語文法書などが4~5冊ならべてあり、そのメモ用紙とは御自身が作成した自筆問題集であるらしきことが分かった途端、彼のその地味目の服装も語学をするうえで何らかの合理性を有するものであるかのように映ってくるのだった……。