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アメリカ野球界では日本人選手の「二刀流」が話題となっているが、やはりどうしても、バットを両手に1本づつ持って打席に立つ姿がイメージされてしまう。
「それってフェアじゃない!」ということで、一度に2つのボールを、ひとつは 160km/h のストレート、もうひとつはナックルの軌跡(2球ともストライク)で投げることができる怪物的ピッチャーが現れたら、 「俺はいま夢を見ている」 と思ってもよいだろう。
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先日B/O某店で旧版『アレクサンドリア四重奏』(全4冊)を衝動買いしてしまった。
一冊330円ぽっちだったので 「まあいいかな」 とは思うのだが、無駄遣いには違いない。
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会社から見切られたはずのSさんがじつは汚名返上の大チャンスの只中にあることも此処に記しておきたい。
まさに人生塞翁が馬でありコロナさまさまなのである。
しかしまあ、サラリーマンをやりぬく覚悟(?)があるのならば、やっぱり大企業に入っておくべきだとつくづく思わされたね。
おれが育ったような小さな会社ではSさんタイプの従業員にそう何度もチャンスを与える余裕など持ちようがない。
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いま別案件で週刊少年雑誌(マンガ)に関っていて、毎週内容を確認している(というか読んでいる)のだが、これって高校生以来のことなんだよな。
おおまかな印象だとSF・ファンタジー系のものが主軸となっている一方、ラブコメ、ちょっとHなセクシー路線、、吉田戦車のミームを受け継いだ作品、SF系かつ学習マンガ(ITが主題)、いかにもなギャグ漫画など、あいかわらず盛りだくさんである。
吉田戦車ミームの作品は、ある1コマがまさに吉田戦車を引用していたので(単なる偶然である可能性もふまえつつ)大笑いした。
といっても、「歳をとると若者の外見の見分けがつかなくなるよ」と言われたことを思い出すのだけど、少年マンガについては少なくない作品の画風がどれも同じに見えてしまうことが残念である。ヘルプ先の理工系青年にそのことを愚痴ると、「似ているっていえばたしかに似ている作品ってありますよね。別に気にはなりませんけど・・」とだけ言われた。
なるほどそうなのだ。俺は老人の外見の見分けについても非常にあやふやになってきているのだけど、それを別段気にしちゃいない。マンガについても、いや、この世界の全てについても、向後は一切気にしないで生きていけばいいじゃないか!(それができれば。)
*『鬼滅』についてはいまだ21巻以降を読んでいない。そのうちコメダ珈琲で閲覧しようかしら。
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ヘルプに入っている別チームの理工系青年はもはやS さんに対して苛立ちのようなものを感じているらしい。
ひと月前までは周囲をまったく慮らないS さんの挙措をながめながら 「あのひとは 《オフィスの超人》 ですね!」 などと、ニーチェと『オペラ座の怪人』をもじって面白おかしく話ていたのに、いまでは苦々しい表情と皮肉な微笑を浮かべて 「あのひと見てるとなんか腹たってくるんですよ・・」 とポツリ呟く以外は黙っているのである。
どうやら彼は、過去にS さんから煮え湯を飲まされた各チームの上長氏や管理者氏から様々な逸話を聞かされて、ようやく笑いじゃすまされない事案だということに気づいた様子であった。
とはいえ 当のS さんといえば、放置処分が効き始めたのか、入社5年目にしてようやく自身から「別の業務にも携わりたいからどうか指導して欲しい」と、大嫌いな管理者(女傑)に頭をさげ、「生涯一指示待ち漢」からの脱却を意思表示していたのである。
そのことを管理者(女傑)が支店長に諮ったところ、「デイリーの『午後イチ報告書』『終業時報告書』の作成ならばよし。ただし毎回、上長or管理者の確認が必須!」とのありがたい御言葉をたまわったので、先週から大嫌いな上長、大嫌いな管理者(女傑)から手厳しいコメントをもらいながらも、「放置されるよりはマシ」だとばかりに、Sさんなりに一所懸命な姿を見せてはいる(すくなくとも今までにはなかった変化が彼のなかで生起しているらしい)状況にあることを、秋の訪れとともに此処に記しておきたい……。