一昨日早朝のラジオを聴いていたら、大昔のバイト仲間であったカトリック信者・Iさんのことを再び憶い出した。

彼の名前でグーグル検索してみたら(もしかすると初めて?)、署名入りの文章がヒットした。

Iさんは祈るひとだった。昼休みはご飯を抜いて誰にも気づかれない場所で祈祷しているらしかった。月一度程度、「きょうは昼メシ付き合うよ」といって皆について来た。そのたんび「いつもはお腹すかないの?」と誰かに訊かれ、「もともと食が細いから」と判で押したように答えていた。

早朝に教会で祈祷し、昼休みに職場(のどこか)で祈祷し、夜ふたたび教会で祈祷する生活をいつの日からかずっと継続しているらしかった。普通の就職は諦めているようで、お金が貯まったら大学の神学部に進学したい旨を話すことがあった(もしかすると昼飯を抜いていたのはそのためであったのかも知れない)。

気づいたらこのはてな日記に彼との思い出を複数回記している。かれのほうではもうオレのことなど完全に忘れているように思う。