(幸か不幸か)読書を習慣としている人々と仕事をすることが少なくなってきた昨今、あたかも本をプレゼントされた(ことに準ずる)ような感覚を覚えるのは、ネット上にて専門家の方あるいは知識人のかたの書籍紹介を目にするとき、ないしはフリーのテキスト(PDFなど)への紹介リンクを目にするときではないかと思われる。

彼/彼女らの陰徳にふれるたび迂生もなにがしかの貢献を世界に施したいという気持に支配されるのではあるが、もう(というか端から)無理なのかもしれぬ……。