火曜日に『週刊ポスト』の若者叩き記事を読んだ。
あまりのくだらなさに、寄稿者(?)のひとりである現職都知事ならびに当誌編集者らに対して、冷静かつ冷徹な罵詈雑言をあびせてやろうと息巻いていたのだが日をあけたらどうでもよくなってしまった。

清楚な17才少女のグラビア、性戯の特集(前編)、若者叩き、赤ひげ堂の勃起剤の広告、性戯の特集(後編)という構成からお察しの通り、自信を喪失した中高年男性を慰めるための哀しいかなしいコンテンツだもの。

現職都知事の頁には、内田樹先生と茂木健一郎さんの対談(本?)が告知されているのが芳しい。

弊政の御世を生きる、健全な思考能力のある若者たちは、このような粗悪物に対しては苦笑をまじえつつも、草食男子的包容力を以って優しくやさしく受けとめているに違いあるまい。