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風呂にはいっているときホーミーを唸ることがある。
ようやく例の倍音を搾り出せるようになってきたが出来不出来の差が激しい。
駄目なときは御徒町アメ横の呼び込みモドキから脱することができず不要にイライラしたりする(風呂に入ってイラつくなどとは莫迦者がすることだ)。
そんなときはハルヒラー(低音)ホーミーに切り替える。概して気持ちが落ち着いてくる。
隣家は著名なピアニストのお宅である。さぞかし「面妖な...」というお気持ちだろうが、何十年もの間、たとえ先生が深夜近くまで練習をされても吾家は一切平気でいるので、入浴中の雑音くらいであちらから一言申し出るのはなかなか憚れる状況なのかもしれない。
なので夜更けは自重(?)し、ダース・ベイダーの呼吸音、ボンゾのスネアとバスドラなどで精進してをる次第で御座います。