記憶捏造も医科歯科たなし

なにゆゑか突如思い出した。
もうそうとうな昔たまたま目にした某医大の校内月報冊子に夏休み自由課題エッセイ・コンテストの受賞者が発表されていて最高賞が「『ヘルメスの音楽』論」だったんだ。
教養課程で教えているらしき文学系の先生の寸評では「なかなか読ませる」/「ちょっとのりすぎかなと思うところもあるが大学生としてこれくらいの背伸びがあってもいい」というような言葉で賞賛されていたのだけれど、本文を読めないこちらにとってはなんだかフラストレーションがたまる思いだった。
たしか受賞記念品が図書券ウン万円分(!)だったはずで、「さすが私立医大様であることよ」とつくづくと感心させられたのだった(捏造記憶or改変記憶の可能性あり)。