2017-03-18 ■ 街 街 電車内で高齢の女性に席を譲った。 そのまま乗降客に押し流されドア付近に立つことになったのだが、何駅か過ぎてから、「ちょっとちょっと!」とその女性から呼びかけられ、隣が空席になったことを知らされた。 「あーこりゃどうも」と、ありがたい気持で着席したのだが、斯様なる成り行きは、いままで一度も経験したことがないかと思われる。当該状況とまったくリンクしないと思われるが、車内で読んでいたのは、伊藤計劃『ハーモニー』であった。