高校生の文化系コンテスト/大会に「甲子園」をタイトル付けするのは正直いって好きじゃないんですよ。もちろん甲子園が好きじゃないわけではないですよ。あまりにも知恵がない感じがするんですよね。それと 『男どアホウ甲子園』のイメージがいまだに拭い難くあるせいかもしれません。
俳句の場合はもう立派な看板になっちゃてるみたいなんで今更変更されることはないでしょうが、東京地方大会はぜひ、【俳句ショウブ園】にしてほしいんですよね。すぐにピンときてくださる方も少なくないと思うんですけど、これ、虚子の弟子で千住のやっちゃ場で働いていた俳人為成菖蒲園の菖蒲と勝負にかけたネーミングなんですよ(ショービニズムのショーブではないですよ)。
なんだよ相も変わらずたんなる駄洒落かよ、なんていわないでいただきたい。
やっちゃ場付近に架かっている千住大橋奥の細道の矢立はじめの地として有名じゃないですか。あらためて言わせていただきますけど、とにかく失礼ですよ、なんでもかんでも「駄洒落じゃないのかえ?」なんてひとを疑う人は。


[注記]こちらのサイトを拝読するかぎり、為成菖蒲園のひととなりは十二分に 『男どアホウ甲子園』的であることが分かるのではあるが……。