みてくれについての主観(一)

以前も記したかもしれませんが芸能人女子のみてくれに大きな変化を感じ取ったのは、'90年代半ばの、廣末涼子と田中麗奈の登場でした。
はじめて雑誌かなんかで御二人を目にしたときは漫画のヒロインがそのまま受肉したのではないかと思うほど吃驚しました。あるいは、その当時のティーンエイジャーが妄想するにょしょうのタイプに合わせて仕立て上がられたドロイドのようにも(情弱な俺の目には)映りました。あまりにも使い古された衒学的な言い回しですが、アイドルの世界に於ける“パラダイムの変動”ともいうべき事態に感ぜられた次第なのであります。
あとになって、メディアに紹介される以前のヤマンバ集団を偶々都内で目撃したこともありましたが、驚きという意味では廣末・田中登場のそれには及びませんでした。

いまとなっては一体何がそんなに驚きだったのか、その感覚を完全に喪失しています。因みに、あたしは廣末・田中のファンであったことは一度もありません。

信じられないかも知れませんが、小学校2年生のころ(私たちの周辺では)山口百恵桜田淳子がそっくりだと言われていたのです。高校生のころでは(私たちの周辺では)菊池桃子岡田有希子がそっくりだと言われていました。いまとなっては「はぁ?全然違うだろうWWW」とわこうどらに笑われてしまうのがオチでありましょうね。。。