こないだは近所のカフェにて、なにやら濡れ手に粟のふれこみのネット商売? に加入しようとする男と、それを説明する女が隣席であった。
ああした人種にとってはフェースブックは既に開設しているのが当たり前のような口ぶりであった。女は所属会員がフェースブック上でどうターゲット層にアピールすべきかについて指南する役割もあるらしかった。女は「やっぱり化粧品よ、化粧品!」と一押ししていた。

女「○○さんて本の虫?」
男「うーん。まあ...新書とかですけど...」
女「あの文章量すごいわ。わたしには真似できない。」
男「いやあ...そんなんじゃないです...」

女は決して男にリップサービスをしているのではなく「商売始めるなら内容一新せよ」と遠まわしに命じているように(すくなくともオレの耳には)聴こえたのだが……。まあオレはASDだから勘違いかもしれん。というか、どうでもいい。

あと、一体何なのか全然しらない――検索してみようとの氣も起きない――「ライン」なる単語が、大学生やら20代青年らの口からしょっちゅう聞かれるようになった。発音は独逸のライン川のラインとは違うのだが……。

A「ゆうたくん、ラインのID教えて!」
B「えーとね…」(なんか嫌そうな表情を浮かべている)

考えてみると、若者の口から「はてな日記」が飛び出すのに遭遇したことは一度としてないなー。