こないだとあるお店に入って席をとったら隣席がきくちなるよし氏だった。
私の狭い経験では非・寡黙系のアーチスト、アカデミシャン、クリエーターのひとたちの話は非常に話柄に富んでいて、かつ、サービス精神が旺盛なタイプのひとが多い。

店内はお客が少なかったので氏のトーク内容がいやでも耳にはいってしまうことが予期され、こりゃひょっとして落ち着いて読書ができなんじゃないかと思っていたらやっぱりそうなってしまった。そのうちこちらから反射的に氏に話しかけてしまったらどうしようとハラハラする始末。

幸いそういう粗相もなく済んだのだが相変わらずつまらない(神経症的)自意識に苦しむ自分に立腹してしまった。

海外の一部の国々のように他人の会話に割り込んでもそれが即ち無礼とはならない文化に憬れる。大阪はそれに近いと聞いたことがあるけれども...。