『13日間で「名文」を書けるようになる方法』、高橋源一郎朝日新聞社出版

入院中の息子さんのベッドでお父さん(高橋源一郎)が童話を朗読し、坊やの大好きなフレーズにさしかかったところ、突然彼は意識を取り戻して、声をださずにケラケラ笑いだすくだりは(なんかずるい気もするが)感動ものだ。

二人の身内を介護していた御友人(詩人)が、さらにもう一人の身内を介護しなくてはならなくなった時、落ち込むどころかむしろ力が湧いてきたという話も非常に印象深かった。

13日間で「名文」を書けるようになる方法

13日間で「名文」を書けるようになる方法