さいわいわたくしには「ドン」と聴こえるが、誰かから「ぼくには『ヘイ』と聴こえます」と言われてもそれほど驚かなかったことであろう。
わたくしもむかしから他人が聴こえない風に音が聴こえてしまうことが度々あったからだ(とくに英語がひどかった)。
ギターを弾くようになったきっかけが HR/HM だったのもよくないことだった。それは「速弾き」など高度に技術的なことへの(早々の)挫折感のことではなく、電気的に処理されたもの、殊に歪んだものを耳にすると、ほかのひとたちならば拾わない音にどうしても注意がひきつけられてしまう「癖」があったからだ。
英語にかぎらずラジカセを通した会話一般の聞き取りも非常に(普通のひと以上に)苦手であった。電話も然りで、こないだなどは「民泊」が「りんぱく」と聴こえてしまい全然話が見えてこなかった。話者の(恐らく微小の)リップノイズにひきつけられて「み」が「り」に聴こえてしまったのだと思う……。

#どん

吾は昭和の生まれなり(ニ)

「爆弾おにぎり」とか「○○風ぶっかけめし」とかからも「昭和の野蛮さ」とでもいうべき何かを嗅ぎ取ってしまい、見た目は美味しそうでも何とはなしに買うのをためらったり、ひとからすすめられても別のものに手を出したりと、つくづく自分は厄介な人間だなと思う。
じゃあ「森の精たちがウフフフと微笑しながらひろったきのこのパスタ」(980円)ならばどうか問われると、オーダーの際にそれを店員さんに告げるのは憚られるが食欲を阻害するレベルにはないかとは思う。いちおう「よもや嗤い茸が混入しているのではなかろうね?」とおやじギャグはかますとは思う。

@shinichiroinaba 先生 דורך

SHOW-WA に空目してしまった……。

新メニュー出来

「時計と一緒に茹であげちゃいました風ニュートンたまご」(150円)
「お茶目なルソーにふりまわされたヒュームの涙入りライスぷでぃんぐ♡」
(1200円)
ニーチェ発狂の鶏乃桜鍋」(一人前3500円)
「(じつはライプニッツも大好き?)真っしろしろなタブララサはんぺん」
(100円)
「痩せたソクラテスがほおばりたいガッツリ肉のつまった豚饅頭」(450円)


[追加]
「なにがなんでも食わすぞランチセット」
(日替わり680円+スイーツ570円=50円)

#おかめ