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昨秋以降、俺は殆ど毎日のようにブックオフに立ち寄っているのではないか?

こないだは途中下車して穂村弘の新装版『シンジケート』を購入した。

大昔知り合いが、中央線沿いにあった古書店で(彼が勤務する会社で)アシスタントを勤めている女子に『シンジケート』(旧版)を買ってあげていたことがあったが(その場には俺もいた)、はたして彼女は、それがまったくもって迂遠なラブレター(代わり)であったことに気づいただろうか。

あの女子はいまどこで何をやっているのだろう。
もうとっくに結婚して既に成人を迎えた子供が二人ばかりいたとしても何の不思議もない話なのではあるが。