協力を始めた当初から、われわれはあるリズムを作り上げ、それはわれわれが共同研究をしている間ずっと続きました。エイモスは夜に強かったのですが、私は朝方人間でした。だからランチで顔を合わせ、それから午後中ずっと一緒に過ごしても、また別々の仕事をする時間はあったのです。毎日長い時間、ただただお喋りをして過ごしました。当時まだ一歳三ヶ月だったエイモスの長男のオレンは、パパはお仕事中だよと言われると、「そうかパパはダニーとおしゃべりね」とのたまったものです。もちろん、仕事の話ばかりしていた訳ではありません。

ダニエル・カーネマン 心理と経済を語る

ダニエル・カーネマン 心理と経済を語る