****人を見たら、レクター博士だと思え!!


「暢気な鈍器」という我流の比喩をはじめて使用したくなった「衣」は米軍のブーニーハットであります。
中学校時代だったでしょうか、米軍のグリーンベレーとかシールズとかの酷烈なる実地訓練が紹介されたTV番組だか何かを観たときに知ったのだと思うのですが、ボンヤリして見れば金田一探偵(石坂浩二)が被る御釜帽のようでいて、実際は人殺しを効率的に遂行せんが為に造られたハットなわけでありますので、そこには光と闇が同時に輝くやうな、なんとも名状し難い魅惑的芳香が立ちのぼるのを感じた次第なのであります。

やっぱりアメ公に敵うわけがない、このやうな、あたかも遺伝子レベルで戦争を嗜好しているかのやうな、古代食人族の末裔の如き連中にかなうわけがないと、まあ、そのやうなことを思わされたのであります。