迂生ってば、クセノフォーン『ソークラテースの思い出』(岩波文庫)を読もうと思うたびにそれがどっかにいっちゃてることを思い出し、とりあえず重い腰を上げて探し出そうとはするものの、すぐに買ったまんま放ったらかしにして置いた漫画本などに行き当たりそのまま「アハハヽヽヽヽ」などと磯野カツオのように読みふけって結局クセノフォーンのことなど思い出さずにそのまま外出などして、1年後あたりに「いけねアレ読もうとしていたんだっけ!」とまた思い出すみたいなパターンを3〜4回繰返している有様で御座居鱒流……。