首ちょんぱ

俺自身は、小学校2年時(昭和49年)にアグネス・チャンのファンだったけど、それから中森明菜の登場まで、2次元含めて女性アイドルに関してはとくに誰のファンでもなかったはずだ。
前にも記したが、すくなくとも俺たちの学級では、チャイナ系ブームに湧いていて、王貞治ブルース・リーアグネス・チャンらが絶大なる支持を得ていた。
その次にくるのが西城秀樹であった。
あともちろん、それとは別の次元で、ザ・ドリフターズが重要な存在であった。
親から500円札を渡されて100円のノートブックを買って来いと命ぜられた俺は、首ちょんぱが欲しいあまり、350円のデラックススパイラルノートを買い求めた。踏み切りの向かいにあった文房具店では300円以上買い求めた客にもれなく渡していたのである。俺は加藤茶のそれを見事ゲットしたのであったが、家に帰ると親が烈火の如く怒るので仕方なくぼとぼと返品しに戻ったのだった……。

※首ちょんぱについてはこちらの方が回顧されていました。