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『バガボンド』はようやく25巻まで読んだ。一乗寺下松の果し合いまで。

『GANTZ』は艸の協力もあり32巻まで揃った。ねぎ星人、田中星人の頃には想像だにしなかったけど、ホロコーストor家畜人ヤプー的な展開になってきた。この漫画は'80年代前半であれば丸尾末広と同じように SM雑誌なんかで掲載されたに違いないと思う。虐殺とエロの帝王として、小説家では友成純一、漫画家では奥浩哉というように並び称されていたのではなかと考える。いやもちろん当時はCGソフトなんて一般人には入手不可であったのであくまでも仮定の話です。

いずれにせよ昔と較べて残酷描写への抵抗感がずいぶん希薄になってきたことを痛感致しました。われわれの精神は荒廃の一途を辿っているのでありましょうか。

「勝手に一般化すな。ワシぁ残酷描写にはよう耐えられへん。人ではなくモノをスパッと斬る漫画を薦めんかい、ダホっ！」と叱責されれば迷わず『Sink』を推します。これも艸から教えてもらった漫画です。
「いや、流血なしにスッパと清潔に生物を斬る漫画を薦めろ！」と仰るのであれば、やはり、前回同様『ゴールデンラッキー』がイチ推しです。

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