自分のはてな日記を読み返したら友成純一『狂鬼降臨』を思い出した。
突如神様がどこかにふけてしまったので一体何をしたらよいか分からなくなった鬼どもがとりあえず自分たちの仕事を継続するためにこの世に降臨するというストーリー。
監禁された市民が犇く体育館に、人間のぶつ切りが餌としてほうりこまれ、それをわれ先にと貪り食う大人たちは傍らの少女を輪姦し尽くすことも忘れない。
人間の尊厳というものをぐじゃぐじゃに腐敗させて屁のように扱う物語の果ては、いま考えるとド真ん中のスピリチュアリズムだったんだよなー。