浅田彰が世俗のことどもについて語らずに リトゥルネッロ だのなんだのかんだの云ってるのは戦略として正しいと、くりしんがカッパブックスの出版物で云ってたのを思い出した。鉄の処女 血も凍る「現代思想」の総批評』(光文社カッパサイエンス、1985年)だったかな……。

ヤクザ者に「おい先生よ、俺の大好きな聖子ちゃんにイチャモンつける気かよ」などと因縁をつけられた際に費やすコストを考えれば、そうすんのはインテリとして当然だぜ、というようなロジックだったかしら。

WEB空間に於いて普通のひとたちにひつこく絡まれたことでお隠れになったりする文化人・言論人の方を目にするにつけ上のことが想起される。