女性に対するストライクゾーンが広がったことに加えて、自分が老いに向かっていることを認識するのは、子供、女性、年配者がリラックスしているのを見るとこっちも如実にリラックスするのを意識するようになったことだろうか。子供についてはリラックスどころか喧しいのばかりに遭遇するのだが。

「俺のガキじゃねえんだからどうなったってしるかよ」とか、「ひとの女房のことなんてどうなったっていいじゃねえか」とか、「百年後の日本人のことなんてどうなっても構わいと思うっしょ、ふつー?」とか、「爺さん婆さん邪魔だから楢山に置いてきちまったぜよ」というのはいかがなものか。