捜書泣き笑い

昨日のこと。

返却期間期限が過ぎていた斎藤史全歌集 昭和三年〜五十一年』(大和書房)がどこを探しても見当たらず、途方にくれる。

もしかすると残暑に頭をやられ、図書館のカウンターを通さず直接棚に差し込んできてしまったのかもしれないと思い(一度そんなことがあった)、わざわざ出向いて確認するがやはりそこにはない。

自分を落ち着かせるために一旦喫茶店へ行く。ここに置き忘れた可能性も否定できないので一応店員さんに訊いてみたが「ないですぅ〜」とのこと。

帰宅後、夕食を摂りお茶を飲んでから再び部屋内を捜索する。

もうだめかと諦めかけていたところ、ユニクロの袋にくるまれているのを捜し当てた! まあ、よくあることだが、いの一番に手に取っていたのに中身を確認しなかったのである。

反省するに、当歌集が束のわりには軽量の造本であることを忘れ(というかその“軽い”感覚が記憶に残っておらず)、ずっしりと重たいものだと思い込んでいたのが原因だ。

すっかり時間を無駄にしたけれど、希少で高価な歌集なので本当にホットした。

このような事態において如何に問題解決するか……G.M.ワインバーグの啓蒙書をもう一度熟読する必要があるな、オレ。

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コンサルタントの秘密―技術アドバイスの人間学

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