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『ロジカル・ディレンマ ― ゲーデルの生涯と不完全性定理』、J・W・ドーソン・Jr/村上祐子・塩谷 賢 訳、新曜社

予約件数がたったの1件だったので、あっけなく借りられた。評伝ベースなので殆ど論理式は出てこないが、少なくとも、ゲーデルの業績に関わりのある学問的背景を知らなければ文字を追うだけで卒読する本かと。

オレには猫に小判かもしれんが、ハオ・ワン『ゲーデル再考』よりは、少なくとも楽しむことはできるかと思う。楽しむことには価値がある。よって、私がこの書を借りることには意味がある(?)

専門家筋の人でこの本の返却を待っている人には、しばらく我慢していただきたく思います。

因みに、訳者の塩谷賢氏は、脳科学者・茂木健一郎氏の友人の方ではなかったか。

ロジカル・ディレンマ ゲーデルの生涯と不完全性定理

ロジカル・ディレンマ ゲーデルの生涯と不完全性定理