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社内でもっとも愛されている美人姉妹(という評判)の片割れSちゃん(20歳)がヘルプで隣席に座ることになったので極力(いわゆる)オヤジギャグは控えていたのではあったが、彼女が、山田洋次監督、渥美清高倉健などを「名前はどこかで聞いたことがあるかもしれない」レベルの認知度であることが判明したときは思わず、「い、いまの聞きました!?」と管理者(女傑)にむかって叫んでしまい、「聞いてたよー、『あ・あぶねーなー』と思いながら聞いてたよー、やるせないよねー」と妙な慰め言葉をかけられる始末であった。