返却し損ねた本を一冊思い出しました。


本当に申し訳ない気持で一杯です。というのも「そろそろ返してくれ!」と言ってきた S君に対して、「ごめんもうちょっと貸しておいてくれ…」と全く聞く耳を持たない態度で拒絶したからです。当時は熱狂的なプロレスファンの山○君が3日に1度くらい遊びに来ていて、上掲本を捲りながら前田日明やらUWFやらの話をだらだら続けるのが愉しかったのです。

S君は聡い男でしたので、上掲本が返却される確率可能性が極めて低いことに気づいたようで、代わりに2冊の本を借りて(=代物徴収して)いきました。
ポオ小説全集 1 (創元推理文庫 522-1)
抽象絵画への招待 (岩波新書)
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