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派遣先企業では年を越してから新年度にかけて大きな異動があった。

上長とS さん(LD系)は新規案件チームへ移っていった。
上長もSさん(LD系)もこれまでのチームから離れたがっていたのでめでたしめでたしなのだが、上長にとっては S さん(LD系)を引き受けなくてはならないのが至極残念なところだろう。Sさん(LD系)はこの上長のことを嫌ってはいるのだが、とにかく異動がかなったことでハッピーな様子である。

一方、管理者(女傑)が本社へ栄転出向(今秋予定)することが決まったわが勤務先チームは大変である。
女傑氏はこの会社での平成生まれ初の管理者であり、かつ、数少ない女性管理者のひとりでもあるのだが、おれがいままで出会ったサラリーパーソンのなかでも傑出して仕事のできるひとりである。さらには、まだ30代前半だというのに40代後半管理職の風格・威厳を漂わすこともできるひとなのである(それが必要な時は・・・)。

なので後任選びが難航した末にようやく本社から送られてきたひとは非常につらそうである。

当初は彼自身たかをくくっていたようなのであるが管理者(女傑)がこれほどの仕事をひとりでやり遂げてきた事を知るにおよび、業務の引継ぎ2週間目にして(皆がいるところで)おおきな弱音を吐くまでに至ってしまった。

そして、おれ自身についてはいよいよいつ切られてもおかしくない頃合になったようである・・・。

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「2004年 (あたり)以降」については、2004年の6月にプロダクトデザイナーでもある同僚から、某自動車会社にプレゼンをする予定だという――斯界では何と呼ぶのか知らぬのだが建築でいうところのパース(完成予想図)みたいなもの(車が道路を走行しているイメージ図のカンプ)――を見せられ、そのかっこいい自動車の面相が怒り顔だったので、「ほー面白い顔だね」とコメントした記憶、その記憶を根拠にした推測でしかないことをお断りしておく。

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2004年(あたり)以降だろうか悪い面相の自動車(怒っている表情にみえるようなもの)が多くなった。

多分ライトの照射効率をよくするためにああなるのだろうが、夜、宅地なのにスピードあげてこっちにむかってくるソレに対しては心の中で投石することもある。