外的自然 VS. 内的自然

で、まあ、まじに書くと、「日本人って、じつは、『自然』が大嫌い」というのはいささか度を越した煽り調であって、実際は、昨今の流行り言葉で謂うところの「クレーマー」&「忖度」によることも結構あったりするらしいんだよね。落ち葉によって隣家からやかましく言われたりしたら向後いろいろと面倒だからいっそのこと全木伐採とか。
それから、たとえば街路樹なんかは素人目にはなーんでもなくても、プロの目には「倒木まであとX日」的な状況もめづらしくないらしいんだよね。そんなケースでは否が応でも伐採するしかない。だって、「こんな見事な巨樹を伐採するとは何事かーーっ」って拳をあげた意識高い人の高級外車にその見事な巨樹が倒木して廃車の憂き目にあわせしめたとしても、その被害者が、「自然がやったことじゃけん まあしゃーないワwww」って寛恕できるのかどうかなんてわかんないじゃない? というか、おそらく、「こんな危険な巨樹を伐採しなかった責任者は誰だーーっ 儂のマイバッハ弁償しろーー」って再び拳を上げるんじゃないかと忖度するのが自然ではあるよね。