@yukoim先生経由

そうなんだよね。
どうしたって面倒に感じざるを得なかった(紙の)辞書検索が好きになったのって、大学一年?のときの演習で担当講師が、「おめーら御丁寧に両手使って前小口なんかで引いてんじゃねえよ! キムラ・サガラでも大修館でもなんでもいいけど携行用の中辞典なんてものはだなぁ、こうやってテキスト読みながら片手で天小口から引くようにしろよ。俺のこの辞書みたく一冊ボロボロになる頃には誤差1〜2頁ほどになるもんだよエヘン」などといいながら(嘯きながら?)ササっとデモンストレーションしてくれたのがきっかけなんだよね。その引き方が適っているかどうかなんて人それぞれに違いないことは承知しながらも、なんかつくづく「あーおれ大学に来たんだなー」って感じがして、早速真似しはじめて、それ以降辞書引くのが愉しく感ぜられるようになったんだよね。
だからそのときの講師は恩人といってもいい気がするのだけど、誰だったかはっきりとは覚えていないんだよね。多分、学部から博士課程まで生え抜きの、そうそう、たしか当時彼が(教養科目を)教えていた看護婦学校の生徒さんと結婚して新婚三年目くらいだった某先生だったとは思うのだけど・・・。