「ドゥールズ」は平板に読むんです。「ヘーゲル」も「デリダ」もそうです。
大学時代の同窓で現在東京六大学の某私大で教授やっているK君がそう発音したものでしたが、当時かれは学部生ながら既に博士課程の院生からも一目おかれる存在でしたので、敢えてそんなことを注意する人間などいなかったんではないかと思われます。

同じように、御著作のゲラに「ゲーテル」なる表記が確認されたとしても、Bちとま博士にモノもうせる人間など彼の周囲には誰ひとりいなかったのではなかったかと忖度する次第であります。もちろん、以前ここでロベスピエールを「ロベス・ピエール」と表記したことがある自分が嗤えた話ではありません。