こないだ久しぶりになにげなくTVを観てみたら、またもや、「日本てば凄ええ」的なムードがほんのりと香りたつ番組が放映されていた。

たしかスピルバーグ監督『マイノリティ・リポート』だったと思うが、遊興施設内のVRマシーンが投影する何か授賞式のような仮想現実空間で、「あなたはスゴい!」「あなたはエラい!」と来賓の人々から大賞賛されてニンマリしている馬鹿男が映し出されるショットがあったはずで、あれ、吾国の十年後以降をさりげなく予言してやがったのかと思うとちょいと腹が立ってきますわよネ。