木刀いーっぽん、御馬鹿がさーげーて〜

中学校時代の修学旅行@京都では数え切れないくらいのツッパリ/ヤンキーたちとすれちがったよね。
一校につき最低十人くらいはいたように記憶している。何県からやって来たのかは忘れたけと半数近くがそうした属性かとお見受けしたリアル“どおくまん”中学校の連中もいた。
おかしかったのはどの学校でも土産店で購入した木刀を握っている奴がいたことだよね、だんびらさげたサムライ気取りなんだろうけど、どうみても大馬鹿もんだよな。というか、なんで木刀なんぞを土産物商品にしてたんだろうね? ペナントと同様、全国共通のゴミ土産品なのだろうか? いまでも……。

ちなみに350mlの缶飲料(日本コカコーラ製品シリーズ)はそのとき初めて手にしたんだよね。おれたちが知る限り東京では目にすることがなかったんだけど一部事情通の奴らは訳知り顔で“ドラム缶”と呼んでいた。理由が一切思い出せないんだけど、「ぜったいに自動販売機で飲料を買ってはならない!」と教師から通達されていたので皆こっそりと買っていたのだった。

最後の最後、帰途東京駅で甲子園に向かう讀賣巨人軍一行と擦れ違ったときは感動したよね。ルーキー原辰徳が本当にスター然として輝いていた。王さんは別行動だったのだろうか、少なくともおれの眼に入らなかった。