録画済VHSの整理をしていたら、モヤさま第一回の放映が出てきたので9年ぶりに観てみたら、大江麻理子があまりにもマブいので吃驚した。
ほんと、マブすぎ。

とはいえそれ以外の番組に出演している、あるいは、CMに出演している女性たちのほとんどがマブいのに吃驚している。好きでもなんでもなかった若槻千夏すらマブく感ずる。

あと、以前から贔屓ではあったが、桜井幸子とかマジ凄すぎ。

つまりこういうことは、おれもおじさんを通過し、いよいよお爺さんに向かっていることの証左なのだろうと思うてをる。

一部の説によるとASDは実際の年齢と較べて外見が随分と若い印象を与えるひとが多いとのことで、じつはおれも大抵7〜8歳、私服で働く場所では一回り以上若く見られることもありそこまでいくと全く貫禄がないということを含意するので決して嬉しい話ではないのだが、若い女性全般が美しく感ぜられる、あるいは、往来や公園で幼児たちが元気でいるのをみるとたちまちこちらも元気づけられるという傾向がますます強まっているので、内実は着実にお爺さんに向かいつつあることを痛感してをるのじゃよ。

老人ホームで暮らす認知症の伯母が他の認知症の女性たちと一緒にナースステーションの前に車椅子をならべて介護士さんたちの働く姿を毎日あきもせずに眺めてをるというのも、最初は奇異な印象があったのじゃが、次第に彼女らの気持が分かるようになってきたというワケなのじゃよ。

歳をとるということは美人の数も自然に増えてゆくし、たとえ儂のような凡愚であってもこれまで分からなかった物事の道理もわかるようになったりと、悪いことばかりじゃなさそうなのじゃよ、アルキビアデスよ。