以前と同じことを記しているのかもしれない……

もうすぐ師走であるが、民放各局においては、昭和期のプログラムピクチャーなんぞを深夜にかけ流しにすることは最早ありえないのだろうか。たしか、おれがTVを観ていた2010年あたりには既にそうした風物詩的な業界慣行は終焉を迎えていたように記憶しているのではあるが……。
むかし観た「社長シリーズ」のなかでは、社長の旧友である日系ハワイ人・ジョージ沖津の珍妙キャラぶりに腹を抱えて大笑いしたものだった。米語訛りのうえに庄内弁と博多弁がチャンポンになったような不思議な日本語を話し、酒量のスレッシュホールドを超えると一気にカオスへと突入してしまう沖津の畸人ぶりを、フランキー堺はそれがかれの地のまんまであるかのようにみごとに演じきっていた。。。