そのうち読もうと思っていながら数年が経過していたのであるが、読んだしょっぱなからびっくりした。
江戸しぐさに言及されているのである。
2008年には既に存在していたのだ。
おれが江〜を知ったのは去年、または、一昨年あたりのような気がするのだが……。

引用させていただきます。
(pp.249-250)

今更、統一教会の擁護をする必要などないが、私がいた頃の体験からすると、かつて共産党社会党左派が統一教会について言っていたことにはかなりの嘘と、左翼特有の偏見が入っていた。本題ではないのでごく簡単な分かりやすい例だけ言っておくと、左翼の多くは、統一教会が、自民党タカ派や右翼天皇主義者、生長の家などと組んで、日本の右傾化を図る宗教右派大連合の要にいるかのような言い方をしたがる。しかし冷静に考えてみれば誰でも分かるように、日本の右翼、天皇主義者、神道系の新興宗教などが、韓国人を教祖にしてキリスト教をベースにした教義を持っている統一教会を本気で信頼したり頼りにしたりするなど、ありえないことである。私がいた頃既に、統一教会を日本の保守思想や神道とは相容れないものと見做し警戒していた右翼団体神道系の教団もあった。