大学時代、おれは学科内ではかなり孤立した存在だったのだけど、当時はそーゆー人間をほうっておけないタイプのひとたちがいて、有難い事におれはそーゆー御人好しなひとたちに救われていた。
そのうちのひとりI君が10年以上前に脱サラして都内の人気エリアで個性的なカフェを開業していたことは夙に風の噂に聞いていたのだけど、ひさしぶりに彼の名前を検索してみたら案の定 Twitter やってることがわかったので、先程ざっと拝読してみたら、おたがい同時期に同じ日本画家に興味を抱いていたことが分かったりして、面白い偶然があるものだなアなどと独り呟いた。
いま、彼には幼稚園児のおじょうちゃんがいるらしく、思いのほか晩婚だったのかな、それとも何回目かの結婚なのかな、などと、もう再会することはないだろう学友のことに暫時思いを巡らせてみた。