一億総エンディングポエマー時代の到来…


さようなら僕のTV時代 というタイトルのもと、いろいろなTV番組を追悼してみたところ、ほわーと思い浮かんできたのが「俺たちの〜」シリーズである。

たぶん、'70年代連続ドラマ、わけても岡田晋吉氏が手がけてきた青春ドラマの肝がエンディングに挿入される手書文字の詞書であることは言を俟たないだろう。これが、いまではラーメン屋の店内にですら目にするほど日常化した、 “人生味わい系ポエム”の淵源として相田みつをブームをはるかに先行していたことは、幾度も思い返されてしかるべきではなかろうか……。