突然思い出した。
おそらく四半世紀ほど前になると思うけど、そのときも世間ではいじめ問題が俎上に載せられていた。たしか愛川欽也司会の11PMでは、いじめ経験者のA子と、いじめられ経験者のB子がお互いの気持ちを述べ合うという、可也安っぽい即席コーナーが設けられた。
A子は「いじめられる側にも問題がある」と強弁した。
ぼんやり観ていたので以降の途中経過は一切記憶にないが、愛川欽也による「A子ちゃんがいい娘なのはよく知っている。B子の気持も分かる。」みたいな、劇烈に生ぬるい言葉で締め括られたことをのみ記憶している。
なんでこんなどーでもいい事が吾が低脳をバイト啖いしているのかと言うと、1.そもそもA子、B子とは何者なのか、2.何故ほとんど知名度がないと思われる御二人を出演させることになったのか、まったくわけわからなかったからだ。
単に俺が無知であって、放映当時多くのひとに認知されていた芸能人or業界人であった可能性も高いのですが、もしかするとテレビマンいきつけの飲み屋で働いていたチャンネーだったんじゃないかとも推察する次第であります……。