ヌンチャクで思い出した。

小学校6年生のとき。

小学校2年のとき買ってもらったプラスチック製ヌンチャクをOTに売ることになった。交渉成立額350円(こすいOTはそれをOdに500円で売りつけた)。OTがなかなか代金を払わないので、おれは3日後に強い態度をもって請求した。

「もう払ったよ」とOTは言い放った。

OTは屁理屈に長けていたのでおれは必死になって奴が論理的に破綻するまで理詰めで攻撃した。

なんとか350円を徴収したおれだったが、のちに家族から屁理屈人間扱いされるようになったのはこの出来事の影響に違いない。

あと「大人になっても友達でいましょう」とか年賀状に書いてよこす、OTのようなタイプの男はじつは信頼できない奴なのではないかと疑うようになった。これは性急な一般化ではあるが、俺自身から「これからずっと友達でいよう」と語った友達ともとっとと交遊が途絶えた事を念頭に置いている。